前職は全く違う業界で新規開拓の営業をしていました。先が見えない仕事に不安を感じ転職。誰かの役に立ち、安定して永く勤められる会社を希望し、仕事と家庭の両立ができそうな職種に就きたくて事務職で探していました。福祉用具を介して誰かの生活を快適にし未経験でも営業事務に挑戦できるメディケアーに出会いました。
事務職も介護業界も未経験の私は、実際に介護をしたことがなく、介護業界の事を何も知らなくてやっていけるのだろうかと最初の頃は不安でした。特に電話対応ではうまく聞き取れなかったり答えられなかったり、うまくいかず焦ってしまうことが多々ありましたが、先輩に指導していただけたことで商品の選定や提案なども一人で、できるようになりスムーズにこなせるようになりました。能力を見ながら仕事のレベルを上げていけたことで、自分のペースで着実に成長していくことができました。
メディケアーにはそれぞれの能力に合わせて指導してくれる先輩社員がたくさんいます。介護業界が初めてでも、事務未経験でも挑戦しやすい環境だと思います。

入社して電話対応をするようになり「こんなにありがとうと言われる仕事があるんだ」と驚いたことをよく覚えています。
「手すりがついてすごく快適になったわ、ありがとう」「あんなに早くベッドを搬入してくれてありがとう」時には「丁寧に説明してくれてありがとう」など電話対応した自分にも言っていただけることがあり、期待に応えられたときはやりがいを感じます。
私たちメディケアーの仕事は、本当に困っている人の力になれる仕事なのだと思います。「ありがとう」と感謝をしていただける裏には、最初に電話を受けた事務、商品のメンテナンス、準備をする管理センター、お客様のもとへ届ける営業のチームワークがあります。商品の手配には臨機応変な対応が必要なこともあり、緊急の依頼であるほど、密に連絡し合い調整を行います。上手く営業へ調整が付いた時はいつもホッとします。営業事務は、全体を見ながらそれぞれを繋ぐ橋渡しのような役目なのだと思います。

介護保険のサービスが受けられるのは65歳以上(ガンなどの特定疾病がある方は40歳以上)の方です。メディケアーのお客様(ご利用者)は自分の祖父母や親くらいの年齢の方ばかりです。
入社した頃は私生活で『介護』を意識することはほとんどありませんでしたが、自分の祖母が会う度に歩けなくなっていたり、親が入院したりすると身近なことに感じてきます。身近な所で経験をしたことで、共感できる部分や力になりたいという気持ちが増してご利用者への対応もより深みが出て来たと思います。また、子育てをする中で、誰かのお世話をすることは自分の時間が無くなりこんなに大変なんだなと介護と繋がるものを感じることもあります。
人の生活と直接係る仕事なので、お客様それぞれで違う課題があり難しい部分もありますが、メディケアーの仕事は、仕事の経験と人生の経験が増えることで、よりお客様に寄り添うことができ、長く活躍できる仕事だと思います。